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マーケティングリサーチこぼればなし

投稿者: プロデューサー 2008年02月06日

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朝食と弁当をつくりだして、なんと太ってしまった散財プロデューサーです。やばいっ!


さて、散財プロデューサーは市場調査の会社に勤めております。
この会社の代表的なサービスは、パネル調査っていいまして、
様々なタイプのお店(コンビニ、スーパー、百貨店、ドラッグストア等々)と
消費者の皆様にモニターになっていただいて、POSデータと購買データを日々集めてから


何が どこで 売れているのか
誰が(=どんな人が) いつ 何を買っているのか


という「市場の姿」を統計手法を駆使して把握しようという仕組みであります。

今日はそんな市場調査会社で僕が見聞して
へえ、面白いなあ!と思ったこぼれ話を紹介しますね。


1つめ。
これは僕がコンビニでアルバイトしていた学生時代にも聞いた話だから、
伝説みたいなPOS導入の成功事例。

かなり昔ですが、コンビニがまだ珍しく、ウォークマンが流行していた時代のはなしです。

 夕方から夜のコンビニで、20代から30代の男性が 乾電池を買っていくケースが多い

ということが、POSデータからわかりました。
通勤時間に音楽を聴いているから、電池を買い換えているんですね。
(当時はまだ充電できませんでしたから、しょっちゅう乾電池を変える必要がありました。)

そこで、店長向けマニュアルに


「夕方5時のアルバイトシフト交代のときには、店頭の乾電池を一杯にしておくこと」


と一行追加したそうです。

そうすると、乾電池の売上が通常の3倍になったとか。


一般的にコンビニやスーパーなどのお店では、


店頭に売れ筋商品を切らさないこと


がとても重要です。お店に並べていない商品は誰も買ってくれませんから。
お店の裏のストックヤードに在庫があっても、店頭で品切れしていることがわからなければ
せっかくきてくれたお客さんもガッカリするし、お店も売るチャンスを失ってしまうのですね。

乾電池はそれが気がつきにくい商品の1つだったそうです。

それを、一番売れる時間に、常に店頭にめ一杯置いておくように、
アルバイトの夕方のシフト交代のときにチェックするようにしたわけです。

ウラ話をすると、コンビニにとって乾電池は利益率がかなり高く、「儲かる」商品なんだそうです。

最近だと携帯電話の充電サービスなど、「電池」というよりは「電力」を販売していますね。
あれは結構たすかるサービスですが、確かに原価は電気代とマシンのレンタル代くらいで
仕入れの必要もないし、けっこうワリがいいんだろうなあって思います。


もう1つ。


夏の湘南で、コンビニやドラッグストアの生理用ナプキンがよく売れる


なぜ??????


流通系リサーチャーの神様みたいな人から僕はこの質問をされまして、思わず

「う~ん・・・、やっぱし夏の湘南はナンパのメッカだからですか?
いや、それなら売れるのは別のものになりそうですよね。ナプキンを何に使うんだろう?」

と、イケナイ想像をあれこれしてしまいました。


実際このデータ、メーカーさんとリサーチャーで、どうしてもその原因がわからなくて
すっごく悩んだそうです。

いろいろ調べたところ、答えはなんと、


 ライダーがヘルメットの中の汗止めでナプキンを使用するから


そう、買っていたのはバイク乗りの(多くは)男性だったのです!

生理用ナプキンがバイクや自転車乗りの汗止めとして使われていることは
ライダー仲間では常識(オデコに貼るとか、特に夜用がよいとか!)なんですって。
ぜひググってみてください。けっこう出てきます。


バシッと極めたライダーが、ヘルメットをとるとオデコに生理用ナプキンを貼っているというのは
なんとも微笑ましいですが、
カッコつけて事故起こされるより、ちゃんと汗対策をしている人の方がえらいです。


ということで、そんな「市場の姿」を探索するマーケティングリサーチのこぼれ話、
僕は最近そのなかから面白いものを集めていますので、
ときどきこの場で御紹介させていただきたいと思います。

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